ブログ|型枠工事のことなら立川の丸与工業

受付時間 8:00~18:00042-534-0085

ブログ

ブログ

建設業の職種にはどんなものがある?各仕事の特徴について解説

2020年、2021年と世界はコロナ禍にあり、様々な業界が大きなダメージを受けました。
特に就職・転職では希望する職種を選びにくい状態が続いています。
そんな中でも、建設業界からの需要は少なくありません。
今回は、建設業の職種にはどのようなものがあるのかについて、職種ごとに詳しく解説します。
建設業界への就職を考えたいという方は、ぜひ参考にしてください。

建設業の職人(技術職)の仕事と適性について

まずは現場で実際に仕事をする職人さんから紹介します。

職人の種類

建設業の職人といっても、建設業では様々な現場があるため、職人の種類も多岐にわたっています。
具体的には「大工」「とび」「電気工」「解体工」「配管工」「塗装工」「左官工」「庭師」「重機のオペレーター」「鉄筋工」など、主な職種を挙げただけでも多くの種類があります。
ご存知のとおり、力仕事、体力勝負の仕事が多いです。

重機のオペレーターなどは、比較的体力を必要とされない職種ですが、各種免許の取得が必要ですので、それなりの準備や努力や学力が必要となります。
電気工なども資格は必要ですが、基本的に現場で体力を使う仕事に学歴はあまり関係ありません。
職種によっても異なりますが、職人になるためには工事会社や工務店などに就職して、修行を積み、技術を磨いて知識もつけていかなくてはいけません。
若くて体力があって、会社側から求人募集が出ていれば、比較的就職はしやすいです。
もちろん、それぞれの職種で経験があれば、より就職しやすくなりますし、はじめから好条件で働くことも可能です。

職人に向いている人とは

職人に向いているのは、とにかく体力があって粘り強く、ひとつのことを続けることを苦にしない人です。
時代と共に変化していますが、職人の世界では今でも上下関係に厳しい特徴があることが多いです。
探求心があって打たれ強く、我慢ができる人も職人には向いています。
素直で集中力があって、何かをつくり上げることに魅力を感じるなら職人向きです。

施工管理職の仕事について

施工管理は、いわゆる現場監督のことです。
施工管理の仕事を簡単に説明すると、現場で働く職人さんたちを監督としてとりまとめる任務を担っています。
ただし、どこの工事現場にも多くの工程があり、現場監督はすべての工程に携わるため、仕事内容は多岐にわたり、覚えることもたくさんあります。

施工管理の種類

施工管理には「土木工事の施工管理」「建築の施工管理」「電気工事の施工管理」「配管工事の施工管理」「電気通信工事の施工管理」「建設機械の施工管理」「造園工事の施工管理」の7種類があります。
土木工事では道路やトンネルなどの施工、建築では住宅やビルなどの施工、造園工事ではゴルフ場や庭などの施工と、それぞれ仕事の内容は異なります。
現場監督はすべての工程に関わることから、工事が終わったときの達成感はとても大きいです。

施工管理職の特徴

現場監督は非常に責任が重大なことから、その分やりがいもあり、職人に比べると収入も多いのが特徴です。
力仕事じゃないから楽なのでは?と考える方もいるかもしれませんが、勤務時間も長くなりがちで、休みもあまりとれないのが現実です。
ゼネコンなどの大手では学歴も問われますが、意外に未経験者でも現場監督として就職している人は多く、高卒でもなれる仕事です。
もちろん経験者は優遇され、未経験者よりも待遇が良くなる傾向にあります。

設計職の仕事について

設計職とは、その字の通りに建築物の設計をする仕事をする人のことです。
設計士も現場に出向くことはありますが、設計図の作成は事務所(オフィス)で行います。

設計士に必要な資格

設計士になるためには資格が必要で、資格の種類には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3つがあり、所有している資格によって扱うことができるものが異なります。
設計職の中でも、設計士はアイディアを出して図面を描きますが、設計士のアイディアを図面にする「CADオペレーター」という職種もあります。
CADオペレーターは、設計ソフトである「CAD」を操作する人のことです。
CADオペレーターの場合は、未経験でも就職ができる可能性が高いです。
ただし、あくまで設計士を補助する仕事なので、収入面では設計士に比べて大幅に劣ります。

技術開発職の仕事について

その字の通り、建設に関わる技術開発を行う職種です。
建設業界でも現在IT化が進み、AIが建設現場にも導入されています。
ドローンによる土地の測量、建設機械をAIが操縦するなどの進化もみられます。
しかし、他の業界に比べると建設業界のIT化は遅れており、技術開発職員には高い期待が寄せられています。
そのため、技術開発職として企業に就職するには、大学卒であることはもちろん、理系出身者という条件も求められます。
ITシステム構築やロボット開発などの知識や開発スキルも必要とされることから、経験者が優遇される傾向にあります。

建設業界の営業職の仕事と適性について

建設業界における営業は、実際に工事の受注をとってくるのが仕事です。
大手ゼネコンにもハウスメーカーにも必ず営業はいます。
以前は口コミなどで仕事がとれていた町の工務店でも、今では営業担当者を置かなければ仕事を獲得するのが難しくなっているといいます。
ハウスメーカーや工務店などでは、高卒でも営業は務まりますが、ゼネコンともなれば大卒でなければ就職するのは難しいでしょう。

営業職に向いている人とは

営業職は歩合で収入がアップする傾向にあるため、努力次第で稼げる仕事を探している方にはおすすめです。
仕事をとるにはコミュニケーション能力も必要となるため、人見知りで消極的な方には向いていません。
何事にも積極的で打たれ強く、フットワークの軽い人が向いています。
断られても営業を続けられる精神力を持っている人は、建設業に関わらず営業職には向いています。

建設業界の事務職について

もちろん、建設業にも事務職は必要です。
他の会社と同様に、事務職には「経理」「総務」「人事」などがあり、大手であればそのすべての部署があります。
町の小さな建設会社などなら、高卒でも採用を期待できますが、ゼネコンなどの大手ともなれば、事務でも大卒でなければ就職は難しいのが現実です。
建設業の経理には「建設業経理士」という資格があるため、それを取得していれば就職に有利に働きます。